国宝指定  「合掌土偶」

       〜 すごいことだね! ちいちゃくたってわかるよ!! 〜

 八戸市市制施行80周年の年に国宝に指定された「合掌土偶」。
 このすばらしい記念すべきことを将来を担う子供たちにも知ってもらい、感動を共感しあいたいとさっそく八戸市博物館に行ってきました。
 出かける前に、パンフレットの写真を見せ、子供たちが理解しやすいようにかみくだきながら説明をして、その写真を子供の目線で見れるように掲示しました。子供たちは廊下を通るたびに熱心に見ていました。
 2才以上の園児に「合掌土偶」のお話をしたのですが、その2才児の子供が「これなぁ〜に?」と尋ねたら、「がっしょうどぐう」って話したんです!ほんとびっくりです。そのうえ、手をくんで「ナムナム・・・」のアクションづき。そのかわいい光景になんか心がやすらぎました
 小さいからわからない、決してそんなことないんですよね。それぞれの年令でいろいろとらえることができるんですね。それが証明されました〜♪

(合掌土偶を見ての子供たちのつぶやき)
 
「写真で見るより本物は小さかったよ。これくら〜い」と指で大きさを教えてくれました。
 「お口がたこさんみたい。ブツブツしてるよ」
 
「体操すわりをして何かお願いごとしているみたい」
 「頭に何かかぶっているね」
 
「足がおれてたんだね」
 「まゆ毛と鼻がつながっているよ」
 「男の人かな女の人かな?」と尋ねたらA君「男の人じゃないかな。だって茶色だし」
   B君「その茶色は、土の中でねむっていたからじゃない?」←分析力はすばらしいね!

他にもありましたが、いろいろな発見をしていたようです。


 今回のことは、誇れる財産として子供たちにひきついでいってもらいたいものですね。
国宝指定「合掌土偶」本当におめでとうございます!


   
           
 興味深く真剣に見る子供達。  ちょっとおまけ 「考える土偶」もあるんだね。
  何考えているんだろうね・・・
 あれが「合掌土偶」なんだね!昔の人ってすごいよね。  発見された場所をそのまま小さくしたんだって。
  あれ?あそこに埋まっているのがみえるよ!
 こっちは本物じゃない(レプリカ)っていうんだって。
  それにしても本物とそっくり!